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「歯の未来を守る」Vol.05 【インプラントの前に考えるべきこと】本当に「抜く」しかないのか?
「その歯はもう抜くしかないですね」──その言葉、すぐに受け入れますか?
もし他院でそう言われたとしたら、
それが唯一の選択肢ではない可能性もあります。
確かに、インプラントは優れた治療法です。
でも、自分の歯を残すことができるなら、それに越したことはない。
私たちはそう考えています。
本当にその歯は“救えない”状態だったのか?
ここを丁寧に見極めるには、高度な診断と技術が必要です。
歯を残す可能性を探る「精密診断」と「顕微鏡治療」
当院では、歯科用CTやマイクロスコープ(顕微鏡)を用いて、
「抜歯かどうか」の前に、
“残す余地があるのか”を徹底的に調べることからはじめます。
根管内の感染が原因なら、精密根管治療で改善可能な場合も
割れているように見えても、実はヒビだけで歯根は生きていることも
歯周病でも、再生療法や管理で抜歯を回避できる症例もあります

他院で抜くしかないと診断された状態で来院しました。
根の周りに黒い影があります。根の中に細菌感染があり、根を支える骨に影響が出ています

マイクロスコープを使用した精密根管治療を行いました。
根の周りにあった黒い影がなくなり、健康な状態を取り戻しました。
“最善の治療”とは、“最も残せる可能性を探ること”
インプラントは、最後の手段であっていい。
まずは今ある歯と「向き合う診療」こそ、真の専門性だと私たちは考えています。
「抜くしかないと言われた」──
そんな方こそ、一度ご相談ください。
まだ、できることがあるかもしれません。